精密入れ歯治療

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なぜ精密な入れ歯治療が必要か?

それは、合わない入れ歯をしていることによる危険性があるからです。
合わない入れ歯をそのままにしていると、粘膜が傷付けられて常に口内炎にかかっているような状態になります。
さらに、噛み合わせが合っていないと、ずれた入れ歯によってさらに傷が刺激されてしまいます。

そんな痛みを抱えていては、快適な生活など望めるはずもありません。

健康な歯への負担

健康な歯が残っている状態で装着する「部分入れ歯」の場合、入れ歯が合わないことで痛むのは粘膜だけではありません。入れ歯を支えている健康な歯にも負担がかかり、最悪の場合、健康な歯を失ってしまう危険性もあります。

外れやすい入れ歯をしていると

食事がまともに摂れなくなり、人との会話もできず、常に他人の目が気になり、笑うこともままならなくなってしまいます。

入れ歯安定剤について

いろいろな入れ歯安定剤がドラッグストアなどで売られています。
時々、「どの安定剤がオススメですか?」と聞かれることがあります。
ただはっきりお伝えすることは、「お口の中と入れ歯があっている場合は全く使う必要がない」ということです。

ちなみに入れ歯安定剤を使い続けたらどうなるのか?
顎の骨がドンドン無くなっていきます。なくなればなくなるほど、安定剤を使わないといけなくなります。
そうなってくると、『入れ歯を新しくしても調子が悪い』状態が慢性化します。

ですから、緊急事態を除いては安定剤を使わないのが一番です。
また、一部の入れ歯安定剤には薬品化学物が使用されており、決して体によい物とは言えません。血中の亜鉛濃度上昇により、神経障害をもたらすとの発表もなされています。

精密入れ歯の治療の流れ

内容

保険と自費の入れ歯の違い

1. 材料が違います

一言に入れ歯と言っても、多くの種類があります。
そして、使用する材料も数多くあります。

もし、入れ歯を保険内で作る場合はプラスチックしか使用できません。
総入れ歯の場合は床と人工歯もすべてプラスチックになります。
また、人工歯は種類が限られている為、残っている歯の色や形のバランスが悪くなることがあります。

自費の入れ歯は、床を薄くするために金属を使用したり、人工歯の部分を強化プラスチックや陶材を使用したものを使用できます。また、患者さん一人一人に最も合うように、様々な色や形が用意されています。

また、部分入れ歯は金属のバネが必要ですが、その金属の種類も限られています。また、笑ったときに金属が見えたり、違和感が出たりすることもあります。

このように保険の入れ歯では、必要最低限度の材料しか使用できません。
もし、生体に優しいものを使用したいならば、保険のものではなく自費の入れ歯をお勧めします。

2. 設計が違います

総入れ歯の場合は、失った全ての歯を元通りにするだけなので、大きな設計の違いはありませんが、部分入れ歯の場合は大きく設計が変わってきます。

保険の入れ歯だとバネの本数や部位、材料も限られてしまうので、理想的な場所にバネを付けられなかったり、強度が取れないために入れ歯が厚くなることがあります。
もし、理想的な場所にバネを付けられなければ、バネがかかっている歯はもちろん、残っている歯にも悪影響を与えてしまい、最悪抜かなければならない場合も出てきます。

一方、自費の入れ歯は構造力学的に最良な設計で製作されているので、残っている歯に必要以上の負担をかけず、歯を長持ちさせる配慮がなされています。

また、近年材料の進歩により、金属のバネを使用しない部分入れ歯も出てきました。
これは、審美的に見た目を良くしたい方や金属アレルギーの方にお勧めの方法です。

このように、審美的にも優れ身体にも安心して使用できる材料を使えるのも自費治療の特徴です。

3. 工程期間が違います

今まで、材料や設計の違いをお話ししましたが、大きな違いはここにあります。
保険の入れ歯は、費用(点数)が国で定められているので、長い時間をかけてじっくり製作することが困難です。

入れ歯ができるまでの大まかな流れは、

  • 1.型取り
  • 2.咬み合わせの確認
  • 3.歯が仮に並んだ入れ歯での最終確認
  • 4.装着
になります。

これが最低限度の入れ歯を製作する流れです。
ですが、残念ながらこの方法で上手に入れ歯を製作することはとても難しいです。
なぜなら、入れ歯は大半が柔らかい歯肉で支えられているからです。
その歯肉を一回で型取りすることは非常に困難です。

また、咬み合わせもじっくり時間をかけて確認する必要があります。
一方自費の入れ歯は、それぞれの過程で使用される材料や道具も自費専用の精度の高いものを使用しています。

また、多くの手間をかけて製作しています。因みに製作工程は、技工作業も含めて、保険の総入れ歯23工程、自費の総入れ歯52工程です。

このように、入れ歯を作り始めてから装着するまでの時間はかかりますが、その後の調整は少ない回数で終わることが多く、適合性の違いは明らかです。