神経を残す治療

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神経を残す治療

MTA セメントという薬剤をご存知でしょうか?
MTA セメントは封鎖性と殺菌性に優れた歯の治療剤です。
この薬剤を用いることで、仮にむし歯が歯の神経に達していても露出部が健康な状態であれば神経を保存することができる可能性があります。

特徴

MTA セメントは人体への親和性が高く身体に優しい薬剤になります。
薬剤の成分が水分と反応する際に、水酸化カルシウムが生成され強アルカリ性になることで抗菌性を発揮します。また、MTAセメントは従来の水酸化カルシウムの薬剤と異なり膨張・硬化するため封鎖性が良好で細菌感染のリスクが下がります。

MTAセメントの利点

①深いむし歯でも神経を残せる可能性がある

殺菌力と封鎖性の高い薬剤なので、保険診療なら神経を取るしかない場合でもMTAセメントが使えるケースであれば神経を残すことができます。

②水分などで濡れている状態でも硬化する

口の中は常に湿っており、他の薬剤であれば効果が落ちてしまうことがありますがMTAセメントではそういった心配がありません。

③歯の根の治療に比べて治療回数が短くなる

歯の根の治療の場合、1〜3ヶ月程度かかることもあります。

④歯の神経を取った場合に比べ歯の寿命が長くなる

歯の神経を残すため、歯の神経を取った場合に比べて歯の寿命が長くなる

MTAセメントの欠点

①全てのケースにおいて使用できるわけではない

症状や神経の状態により適応できないケースもあります。細菌の感染により神経が機能していない場合はやむなく歯の神経を取る処置をする必要があります。

②自由診療になる

とても高価な材料で健康保険が適用されないため、保険診療と比べると費用が高額になります。